【4学年】長崎・福岡学習旅行に向けて事前学習
3月に行われる長崎・福岡学習旅行に向けて事前学習を行いました。実行委員が中心になり、平和学習やコースについての詳しい説明がありました。実行委員さんたちはお昼や放課後に何度も集まってよりよい旅行にするにはどうすればいいか話し合っています。
3月に行われる長崎・福岡学習旅行に向けて事前学習を行いました。実行委員が中心になり、平和学習やコースについての詳しい説明がありました。実行委員さんたちはお昼や放課後に何度も集まってよりよい旅行にするにはどうすればいいか話し合っています。
4年生、5年生に選択制夏課題として課した『全国高校生読書体験記コンクール』にて5C大島弓依さんが入選しました。題名は「アンネの命と私の命」です。日常の中で自分自身といまとアンネフランクの命を重ね合わせて書いた読書体験記でした。みなさんもぜひ様々な応募作品に挑戦していきましょう。
1995年1月17日に起きた阪神淡路大震災から今年で29年目を迎えました。盈進では、1年生対象に加藤りつこさんによるにんげん科特別講座を行っています。今年は、1月19日に行いました。
加藤さんとの交流は2012年3月からヒューマンライツ部との交流がきっかけとなり現在に至っています。
阪神淡路大震災で最愛の一人息子の貴光さんを亡くされた加藤さん。
貴光さんと過ごした日々(特に、中学時代、高校時代)のお話や、貴光さんが夢を見出しそれに向けて全力で取り組む大学受験の様子、そして、震災当時のお話など様々な視点からお話をしていただきました。
特に、「目標を持つこと」「読書の重要性」そして「何のために学習するのか?」についてお話をいただき、生徒は必死にメモを取りながら真剣に学習しました。目に涙を浮かべながら聞いている生徒もいました。
最後に、貴光さんが書かれた生涯でたった1通の手紙「親愛なる母上様」を聴いて講座は終わりました。
震災で大切な人を失う悲しみから学び、自分自身の命を守ることができるよう防災意識も高めていきます。また、今この時間を大切にし、「仲間とともに自分で考え自分で行動する」という盈進共育のもと何事にも全力で取り組んでいくことを再認識しました。
加藤さん、貴重な講演をしていただき誠にありがとうございました。
生徒感想より
私には、将来の夢がありませんでした。ですが、今日の講演会を聞いていて「私は国のため、世界の為に働きたい!」と思いました。そこで、私は先日見たニュースを思い出しました。ウクライナの戦争でもがき苦しむ子どもや赤ちゃんを抱えたお母さんが血を流し、医療を受けるまでまつ様子、必死になって戦う男性たち。その時、私は「この人達の傷を治したい」と思いました。そして、今日の講演会で決心しました。私は医者になります。盈進中、盈進高校で基礎を身につけ、貴光さんの進んだ神戸大学で医学部に入って、外科医になります。りつこさん、私の目標を立てる種を創ってくださってありがとうございます。次は、私がりつこさんからもらった種を咲かせてみせます。
私は今まで、大震災のことや戦争のことなど人の命が奪われるものは怖くて、避けてきました。ですが、震災などは避けられないことで起こってしまった事実も変わらないと改めて学びました。貴光さんのように、私も目標を持って努力を続けていきます。
能登半島地震のことも避けず、自分でできることを考え、何か役に立てる人になりたいと強く思いました。今、13歳ではできないことも、25歳にはできるようにと諦めず目標に向かっていきます。また、人との出会いや仲間、家族を大切に日々を全力で過ごしていきます。
私が特に心に残っているのは、何のために勉強するのかについてです。りつこさんは「出会い」のために勉強をするのだと教えてくださりました。
私は勉強をすることを苦に思っていません。しかし、楽しいと思えているわけでもないです。勉強が嫌いではないけれど、ただ漠然と授業を受けています。私がなぜ勉強が好きだと思えないのか、それは目標がないからなのだと今日気がつきました。
貴光さんが神戸大学に行きたいという目標があったからこそ、図書館の本が1年でどれほど読めるのか挑戦することを決めたからこそ、努力できたのだと思います。だったら、私も目標を立てようと思いました。急に決められないので、まずは素敵な人と出会うことを目標にします。素晴らしい人と出会って、また新しく自分の将来を決めるような目標を立てていきます。
目標を立てた今日、すでに達成できました。加藤りつこさんとう素敵な人に出会えたから。私は将来何らかの形で被災した地域に支援が出来るような仕事につきたいです。それも、日本だけではなく海外で活躍できるような。今日という日に素晴らしい出会いがあったことに感謝します。
毎朝の読書の時間、盈進は10分間静寂に包まれます。この時間をきっかけに本を読む習慣がついた生徒も多く、休憩時間に読書をしている姿をよく見かけます。仲間と共に過ごす時間、一人で読書をする時間、様々な過ごし方がありますが、どの時間も生徒たちにとって実り多いものになることを願っています。
1月15日(月)、1年生は百人一首カルタ大会を行いました。中学校に入学してからの9カ月間、国語の授業で毎日学習を積み重ねました。その努力の成果を十分に発揮し、会場は熱気に包まれました。大会後の振り返りでは、古典を学ぶ楽しさや、仲間と共に切磋琢磨する嬉しさを文章につづりました。引き続き、仲間と共に古典の世界を楽しんで学びます!
冬休みも終わり、いよいよ今日から新学期がスタートしました!
みんなで大掃除をした後、リモートで始業式を行い、その後学年集会を行いました。
生徒会長の梶山くんが新年の目標として、ガンジーの名言「明日死ぬかのように生きろ」を掲げていました。
変化の激しい、明日何が起こるか分からない時代ではありますが、一日一日を大切に、一歩ずつ成長する一年にしたいものですね。
12月23日(土)、1年生希望者51名によるWhole Day Englishが行われました。3つのアクティビティに、福山大学に通う留学生6名が参加してくださり、All Englishでアクティビティを楽しみました。
与えられた英語のヒントから写真スポットを探す「Finding Spots」アクティビティでは、各グループ6~7人組と1名の留学生で、協力しながら校内を散策し、写真スポットを探し回りました。「Cooking」では、スポンジケーキや生クリーム、フルーツなどを使って、オリジナルクリスマスケーキを作りました。留学生と一緒に楽しそうにケーキを作り上げていく様子が非常に印象的でした。「Craft」ではみんなでクリスマスツリーに飾るオーナメントを折り紙や手芸用モール、リボンなどを使いながら作成しました。最後には作ったオーナメントをクリスマスツリーに飾りつけ、集合写真を撮りました。留学生やネイティブの先生たち、学年の仲間と「英語」を使ってコミュニケーションをとることに挑戦できた1日でした!
【生徒の感想文(抜粋)】
I was glad that I was able to speak while having fun. (英語を話しながら楽しめて嬉しかった。)
Speaking English is difficult but I felt my world was expanded today. (英語を話すことは難しいが、今日私の世界は広がったと感じた。)
I had a great time and got a valuable experience. (とても楽しい時間を過ごせて、よい経験ができた)
Eishin held its annual 1st grade ‘A Whole Day of English and students voluntarily participated in the event.
Students separated into two smaller groups before moving off to complete different activities throughout the morning.
In the activity “Finding spots”, students strolled in the school with a group of 6 to 7 students and an exchange student. In “Cooking” session, students made their own Christmas cakes with whipped cream and other delicious treats and fruits. It was very impressive to make a cake happily with exchange students. In “Craft” session, everyone created ornaments to decorate the Christmas tree using origami, handicraft pipe cleaners, ribbons, etc. In the end, we decorated the ornaments to the Christmas tree and took a photo.
A thanks to all involved. Merry Christmas and see you next year!
12月14日(木)5~7時間目、GC(グローバルコミュニケーション)特別講座として、1年生と4年生DEFG組を対象に、広島東洋カープで通訳として活躍されている松長洋文さんに「The fun of learning English」と題し、お話をしていただきました。
プロ野球通訳者に至るまでの経緯や、通訳と言う仕事について、また実際の選手とのコミュニケーションや選手から学んだことなど、映像を交えながら熱く語ってくださいました。
なお、今回の講座では、司会や挨拶、質問コーナーも全て英語で行いました。英語の質問に対しては、松長さんも英語で答えていただきました。生徒からも「もっと英語を使いこなせるようになりたい」「話を聞いて英語学習へのモチベーションが上がった」等の前向きな感想が多く上がりました。
松長さん、お忙しい中どうもありがとうございました。
本日2学期期末試験の結果が返却され、それぞれの結果に悲喜こもごもの声が聞こえてきました。生徒たちは結果をしっかり受け止めて、冬休みの学習計画を立てています。目標を見据えて毎日を有意義に過ごしましょう。
12月12日放送の「NHKひるまえ短歌」で5学年の3名の生徒の作品が取り上げられました。
お題:掃除
・特選 5年C組 渡邉恵帆さん
アオダモの木が伸びてゆくその先の私の部屋の窓を拭き上ぐ
・入選 5年G組 池田奈美さん
消したいのに消せずに残るアカウントアプリのなかだけの「友達」
・入選 5年G組 光永大輔くん
試合前磨くグローブ黒土に汚れて磨いて光るオレンジ
掃除というお題から、様々な発想を得る生徒達の感受性は大変豊かで目を見張ります。
これからも盈進生たちのこうした感性を大切にしていきたいものです。