平和サミットのフィナーレ「平和のつどい」
平和サミットも今日で四日目、今日は午前中に鞆の浦を巡ったあと、午後は盈進高校で「平和のつどい」を行いました。会場は500人を超える人数であふれ、立ち見も出るほど盛り上がりました。
「平和のつどい」では、各校が民族舞踊やダンス、平和への思いを込めたプレゼンテーションを披露しました。
まずは、盈進音楽部のステージからです。素敵なメロディにどっぷり酔いしれた後は、昨年世間を賑わせた「恋ダンス」で盛り上がりました。弓道部の演武では、矢が的に当たった瞬間、会場から賞賛のため息が聞こえました。
盈進学園のプレゼン「わたしたちの核廃絶!」では、中高生として世界の平和にどのように貢献できるか、足元を見つめながら自分たちにできることをやっていこうと力強く呼びかけました。
続いては、大阪偕星高校ダンス部のみなさまによる、平和への願いが込められたダンスです。全身を使って、平和を希求するさまを表現する姿に、会場は感動に包まれました。
最後は沖縄尚学高校によるパフォーマンスです。地域研究部による民族舞踊、沖縄伝統のエイサーからは、世界のさまざまな地域、そして故郷を愛し、大切にする気持ちがあふれでるものでした。最後はおまちかね、沖尚レンジャーによる劇です。沖尚のテーマ「人間力」によって、見事「悪」を打ち倒しました。最後まで笑いっぱなしのすばらしいパフォーマンスでした。
今日の「平和のつどい」では、それぞれの学校がそれぞれ持っている特色を生かしたパフォーマンスを見せてくれました。そして、会場中が拍手と歓声で盛り上がりました。平和とは、それぞれの違いを乗り越え、認め合い、わかりあうことで築かれます。これからの平和をつくる若い世代が今日、この場のようにわかりあえ、おたがいに笑顔でたたえあうことが平和につながるはずです。最後はみんな、最高の笑顔でした!
沖縄尚学高校、大阪偕星高校の皆さま、今回は遠く広島の地まで来てくださりありがとうございました。このサミットで築き上げた友情を、これからもずっと大切に、そして平和な未来をともに築き上げていきましょう。