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2016年5月13日 (金)

歳時記からの学び(にんげん学授業)

  3年生のにんげん学の授業では、歳時記から学ぼうということで五月五日の子どもの日を取り上げました。実はこどもの日というのは男の子の成長を祝う日のように思われていますが、元来「女の子も含めた子どもの日」なのです。このように子どもの成長を祝う祝日があるのは日本だけです。

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  また、こどもの日に紙(新聞紙などでよく作りますね)で作る兜ですが、紙で作るというのは「かみ」=神に通じるという意味があるそうです。つまり、兜をかぶるという行為は「子どもたちに神のご加護を頂く」という意味であったわけです。日本の歳時記には伝統的なもの、すなわち人々が古来より日々の生活の中で大切にしてきた思いが込められているのです。そこに歳時記から学ぶ意味があります。