情報モラル/自分の身は自分で守ろう!
6月25日(水)、全校で「情報モラル学習」を行いました。講師は「Willさんいん」長谷川陽子先生。演題は「自分の身は自分で守ろう!インターネット社会」。総じて、「正しく知って、自分のインターネットを使うときのルールをもたなければならない」というお話でした。豊富な知識と質の高いプレゼンテーッションであっという間の2時間でした。
先生はさまざまな事例を紹介しながら概ね、以下のことを繰り返し、正しく使うことを生徒に語られました。
(1).自分がおかれた環境の危険性を認識すること
(2).自分と他者の権利(特に肖像権等,プライバシー侵害に関することなど)を認識,自覚すること
(3).社会の一員として社会的ルール(法的なことも含む)を学び、逸脱しないこと
(具体的に公職選挙法や児童ポルノ禁止法違反の事例なども示されました。)
そして、以下のことを強調されました。
(1).「悪ふざけ」が自分や他者の未来を傷つけ、一生にわたって奪う可能性があることを自覚すること
(2).「インターネット上の情報に“鍵”はかからない」と認識すること
(3).「自分がされてイヤなことは、絶対に他者にしない」ことを常に考えて使うこと
今後学校としても、生徒や保護者のみなさまの意見もうかがいながら、また、教職員間でも意見を交わし、正しい使い方をするために、奨励することやルール作りを考えたいと思います。
私たちはいつも正しい「判断力」「規範意識」「倫理観」を求められています。要するに、常日頃から、「他者を気遣い、他者を思いやる」ための知識と感性が求められているということです。同時に、家庭教育と学校教育のタイアップも求められています。