学校法人 盈進学園　／　EISHIN DIARY

今月は環境月間です。福山市は市役所ロビーに芦田川の魚を展示し、身近な環境への関心を深めてもらう取組みをしています。今年も本校から環境科学研究部で保護増殖されているスイゲンゼニタナゴ21個体が貸し出され、６月１日から展示公開されています。一人でも多くの方に、生きている実物のスイゲンゼニタナゴを直接見ていただき、地元の貴重な生きものを守る機運が高まって欲しいものです。機会があれば、みなさんもぜひのぞいてみてください。

２年生創作科において陶芸の授業が行われています。ここ数年、本校ＯＢで陶芸工房”陶粋”を主宰されている槙谷哲也さんにおいでいただいてプロの技を生徒に披露してもらっています。今年もお忙しい中駆けつけていただき生徒の見守る中で電動ろくろをいとも簡単に操られ、あっという間に２個、３個と作品を成形されました。驚きのため息と拍手が自然とおこる感動的な授業でした。槙谷さんありがとうございました。

シロウオといえば、早春に産卵遡上する群れをすくっての踊り食いが風物詩のハゼ科の小魚。河川河口部の環境悪化で各地で絶滅危惧種に選定されています。そんなシロウオが5月30日、環境科学研究部の部員によって松永町を流れる本郷川河口で発見されました。この時期に、こんな場所にいるなんて、と部員一同ビックリ。