NPT再検討会議第2回準備委員会「ユース非核特使」委嘱および松井一實広島市長表敬訪問
スイス・ジュネーブ市で開かれるNPT(核拡散防止条約)再検討会議第2回準備委員会に向け、現地に「ユース非核特使」として派遣(4月22日~4月29日)される、6B 池田風雅君(生徒会長)と4B 馬屋原 瑠美さんが4月14日(土)、広島市の松井市長を表敬訪問しました。
ニューヨークで開催された2014年(第3回準備委員会)、2015年(再検討会議)、そして昨年度、ウィーンでの第1回準備委員会への参加を経て、今年で4回目の派遣となります。
外務省より「ユース非核特使」の委嘱を受けた2人は、他校のメンバー(広島女学院・修道・沖縄尚学)6名と共に、これまで集めた署名を国連に提出し、様々な会議を傍聴し、平和首長会議ユースフォーラムでは英語のプレゼンテーションを行い、核兵器の廃絶を訴え、世界平和を希求する思いを全力でアピールして参ります。
委嘱を受けての決意表明では、2人とも「もう誰にも自分と同じ思いをさせてはならない」という復讐と敵対を超えた素朴で崇高な平和への思想を世界へ直接発信し、No More Hibakushha と訴えてきたこれまでの歴史を胸に、心をこめて活動し、あらゆるものを吸収してきたい」と力強く語りました。
この日は、プレゼンテーションの中にも登場する、馬屋原さんのおじい様も応援に駆け付けてくださいました。心より感謝致します。
ジュネーブに向けて出発まで後1週間。これまで出会った全てのHibakushaの方々の思いを受け止め、何よりも感謝し、最終調整を行って参ります。