【1年】にんげん科 特別講座「希望ふたたび」
阪神淡路大震災から31年目を迎えました。
阪神淡路大震災で最愛の一人息子の貴光さんを亡くされた加藤りつこさん。
盈進では、毎年1年生対象に加藤さんによる「にんげん科特別講座」を実施しています。
今年は、1月19日に9回目となる講演会を実施しました。
貴光さんと過ごした日々(特に、中学時代、高校時代)のお話や、貴光さんが夢を見出しそれに向けて全力で取り組む大学受験の様子、そして、震災当時のお話など心を込めて温かくお話をしていただきました。
特に、「目標を持つこと」「読書の重要性」そして「何のために学習するのか?」についてお話をいただき、生徒はメモを取りながら真剣に学習しました。目に涙を浮かべながら聞いている生徒もいました。貴光さんが母親に向けて書いた生涯でたった1通の手紙「親愛なる母上様」の動画(音楽)を視聴し講座は終わりました。
講座後には、1年生全員で「親愛なる母上様」の一部を群読し「ハナミズキ」を全力で合唱して終わりました。
震災で大切な人を失う悲しみから学び、自分自身の命を守ることができるよう防災意識も高めていく中で、また、今この時間(=命)を大切にし、「仲間とともに自分で考え自分で行動する」という盈進共育のもと何事にも「全力!」の気持ちで取り組んでいくことを再認識しました。
加藤さん。毎年素敵な講演をしていただき誠にありがとうございます。
(生徒の感想より)
(生徒①)
…私は、りつこさんが尾は暗視した中でも特にグッときた言葉があります。それは、「出会いのおかげで生かされている」というところです。私は、この言葉を聞いた時、「生きている」ではなくて「生かされている」ということの違いを改めて考えなおしました。私たちは「人に生かされている」んだと思いました。…これからも自分の時間・人を大切にし、次の世代につなげていきます。
(生徒②)
今回の講演で大切な人はいついなくなってしまうかもわからないことを学べました。今の日常がいつかは当たり前じゃなくなってしまいます。だから、今の生活を大切にしていこうと思いました。自分の人生に関わっている全ての人に感謝をして、みんなの希望と期待を無にしないためにも、力の続く限り翔び続けます!
(生徒③)
「命とは何か?それは、その人に残された時間」という言葉がとても心に残りました。私に残された命、時間をどう使うべきか見つめ直すことができました。家族と過ごす時間、仲間とともに歩んでいく時間を大切にして、これから難しい中学時代を乗り越えていきます。加藤さんの思いを胸に明日を、今日を生きていきます。
加藤さん、どうかお身体に気を付けて、お元気でお過ごしください。



