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2023年9月19日 (火)

京都外国語大学の出張講義

9月15日(金)、今年度2回目の京都外国語大学の出張講義が行われました。今回は外国語学部英米語学科准教授の吉川裕介先生をお迎えし、「ことばを科学するということ」と題し、講演していただきました。

50名を超える生徒が講演に参加し、吉川先生はコロケーション(連語)の大切さや、実際にその単語を英和辞書に載っている頻度別で調べ、6億語のデータベースから、文字通りことばを「科学」して、活きた英文を見つけていく過程を生徒たちに見せてくれました。英検1級レベルの「abundantly(十分に・明確に)」という意味を隣の席に座っている仲間と考える本校生徒の姿はとても印象的でした。

大学での学び、それは「自ら答えを探し出す力を養うこと」であり、大学は知識を学ぶだけでなく、イノベーション(革新)を起こす場所であるということを、吉川先生は熱く語られました。また、「勉強」というものは、これまで研究者が見つけてきた真実や答えを短時間でその知識を獲得することであり、先人たちによって繋がれてきた「一連の鎖」であるということも語られました。そして最後には、全ての知識にrespect(尊敬)をしてほしいという内容も語られました。

 

本校の「仲間と共に、自分で考え、自分で行動する」という盈進共育の重要性を、我々は吉川先生の講演を通して改めて実感しました。日々問い、悩み、そしてそれぞれの課題を解決していくことができるように、日々の学習を大切にしていきたいですね。今週から2学期中間試験がスタートするので、この吉川先生のメッセージが生徒たちに大きな励みとなり、学習に向かうモチベーションになったと確信しました。

 

吉川先生、この度はお忙しい中、貴重な講演をしていただき誠にありがとうございました。

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