盈進にはあちこちに季節の花が
盈進にはあちこちに季節の花が生けられています。しかもほぼ通年……。わざわざご自宅から持参してくださる先生とご家族に感謝また感謝です。
能の大成者、世阿弥の『花伝書』(『風姿花伝』)。「演劇論」が述べられています。「花」は芸術・芸能の美しさ(美意識)を表現しているようです。『花伝書』の「秘すれば花」。ほんとうに美しいことは隠されているという意味でしょう。「初心忘るべからず」。ものごとを究(極)めるには最初の気持ちを忘れてはならないという呼びかけでしょう。学習にもクラブ活動にも通じることですね。校舎内の花たちに立ち止まり、そんなことを考える時間があってもいいですね。『座右の世阿弥』(齋藤孝/光文社新書)は「のBooks」の棚にあります。もうしばらくして『世阿弥 最後の花』(藤沢周/河出書房新書)を「のBooks」の棚に設置します。中間試験が終わったら手にしてみるのもいいですね。