国際平和シンポジウム2021「『核兵器廃絶への道』(オンライン)に本校OB 高橋悠太君が出演
7月31日(土) 国際平和シンポジウム2021「『核兵器廃絶への道』
《主催:広島市、(公財)広島平和文化センター、朝日新聞社》
広島市の国際会議場での国際平和シンポジウムに本校OBの高橋悠太君(慶応大学法学部3年)が出演しました。
第1部では「核兵器禁止条約は世界をどう変えるか」に関して、国連事務次長 中満泉さん、ローズ・ゴットメラーさん(米オバマ政権の元国務次官※オンライン参加)、中西寛さん(京都大学教授:際政治学)、田菜津紀さん(フォトジャーナリスト)らが登壇し、第2部へつなぎました。
第2部の特別トーク「戦争体験を未来につなぐ」では、現在、核政策を知りたい広島若者有権者の会(カクワカ広島)共同代表も務める高橋悠太君は、映画「ゴジラ」1作目で主演した俳優の宝田明さんらと登壇し、「核なき世界」の実現のために、核保有国にどのようにアプローチするのか、日本政府はどう進むべきか、若者としてすべきことなどについて意見を述べました。
広島、長崎の被爆から76年となる今年、核兵器を初めて違法とする国際法「核兵器禁止条約」が発効されました。「もう誰にも自分と同じ思いをさせてはならない」被爆者の魂の叫びを受け、核兵器廃絶に向け、いかに連帯すべきかを彼自身の言葉で力強く訴えました。
朝日新聞デジタルの特集ページ『核といのちを考える』(以下リンク)で視聴できます。是非ご覧ください。
https://www.asahi.com/special/nuclear_peace/
今年も8月6日が近づいています。コロナ感染拡大に歯止めがきかない状況の中、街頭に立ち署名を呼びかけることが全くできていません。そんな中で、生徒たちは今、自分たちができること、仲間と模索しながら、行動に移そうとしています。夏休み中ではありますが、できる範囲で「核なき世界の実現」のために、署名を呼びかけたり、平和の輪を広げる活動を地道に続けていきます。