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2017年12月22日 (金)

県被団協理事長・坪井直先生の半生冊子 寄贈

12月21日(木)、ヒューマンライツ部が、日本原水爆被爆者団体協議会代表委員、広島県原爆被害者団体協議会(県被団協)理事長の坪井直先生の半生を記録した冊子『にんげん坪井直 魂の叫び』を広島平和文化センター(平和資料館)、県被団協に寄贈しました。また、坪井直先生にも直接、手渡すことができました。

冊子は、ヒューマンライツ部の記録(文)で構成された『朝日中高生新聞 』の連載記事「にんげん坪井直」(2016年8月の4週(4回))に加筆・修正したものです。

「核廃絶!ヒロシマ・中高生による署名キャンペーン」を本校で中心的に展開しているヒューマンライツ部は、連動した活動として、被爆体験の聞き取りも行っています。

2018年8月5日、「被爆70年 被爆者と市民のつどい」(日本被団協主催)において、当時、高校2年生でヒューマンライツ部部長だった橋本瀬奈さん(被爆4世)が高校生代表としてスピーチ(冊子収録)。広島の原爆で亡くなった曾祖父について、調べたことを中心に話しました。警察官だった曾祖父が亡くなった場所は当時の県庁。橋本さんがスピーチした「つどい」の会場がその県庁(旧県庁)の跡地だったのです。

「つどい」のまとめのあいさつで、坪井先生が、「今日は橋本瀬奈さんの話に尽きる!ネバーギブアップ!」と発言。坪井先生と橋本さんは「つどい」終了後、固い握手を交わし、橋本さんは核廃絶のために、坪井先生ら、被爆者の活動を継承し、今後も努力することを誓いました。

広島、日本、世界の顔である坪井さんの半生をまとめた書籍類がないのを知った橋本さんと部員たちは2016年3月、坪井先生に2日にわたり約5時間の聞き取りをしました。その後、丹念に文字を起こし、坪井さんのチェックを数回重ねてようやく、冊子化となりました。冊子ご入り用の方は、以下にご連絡ください。

 

盈進中学高等学校 ヒューマンライツ部

〒720-8504 広島県福山市千田町千田487-4

TEL : 084-955-2333(代表)

E-mail : ushisan_hrc@yahoo.co.jp

 

*なお、年末年始につきましては、業務が立て込み、また、休業もあるため、2018年1月第2週以降のご対応となります。ご容赦ください。

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