朝鮮通信使「世界の記憶」登録へ討論
8月19日、滋賀県長浜市高月町で、江戸時代の外交使節団「朝鮮通信使」について考える全国高校生会議があり、ヒューマンライツ部5人が参加。鞆の浦には、通信使が必ず立ち寄り、「日東第一形勝」(対馬より東で最も美しい景観の町)と称しました。鞆の浦を中心とした日ごろの取り組みを発表し、他校(福岡県、山口県、岡山県、滋賀県)の生徒等と交流を深めました。「誠信」を旨とし、朝鮮通信使に随行し、日本と朝鮮半島の平和外交に尽力した高月町出身の儒者・雨森芳洲関連資料の「ユネスコ『世界の記憶』登録」に向けて機運を盛り上げました。雨森芳洲の著書「交隣提醒」。それには、「相手の文化や言語を認め、互いに謙虚であるべきこと」と記されています。高校生たちは、日韓の研究者とのパネル討論も行いました。日韓民間団体が協力して今年11月、「記憶遺産」の登録を目指しています。琵琶湖の北、北近江の長浜市高月町はとてもすてきな町でした。韓国文化院、長浜市、高月町のスタッフの方々をはじめ、関係者の方々に厚くお礼を申し上げます。