【2学年】 沖縄学習旅行 事前学習
1月18日(水)6・7限のLHRの際、2学年では、久松台教会の松田牧師さんをお招きし、幼少の頃に実際に体験された「沖縄戦」についてのお話を聞かせていただきました。
日米両国の軍人の数や武器の性能から見てもあきらかに勝ち目のない中、当時の沖縄は本土防衛のための「捨て石」にされたこと、戦争は人が憎しみ合う結果起こる「心の問題」であり、一度戦争になれば人が人ではなくなるので絶対にしてはいけないということ、沖縄から基地をなくしたいという沖縄の人々の願いは、未だ受け止めてもらえていないことなど、静かな口調の中にも熱を込めて、松田牧師は、私たちに語りかけてくださいました。
講演の後、松田牧師より、戦後、各地を回って収集された数々の遺品や戦時中の様子が分かる写真パネルを見せていただきました。私たちは、それらを実際に目にし、手で触れてみることで、戦争の恐ろしさをより現実のものとして実感することができました。
沖縄学習旅行の出発日が、いよいよ10日後に迫って来ています。生徒の皆さん、体調管理にはくれぐれも気を付けて学校生活を過ごし、全員で元気に沖縄へと出発しましょう。