【にんげん科】6年生による特別授業「ハンセン病問題から学ぶ」実施
3学期、4週にわたり1年生のにんげん科の授業では、今年度も6年生による特別授業「ハンセン病問題から学ぶ」を実施しました。
今年度は、6年生ヒューマンライツ部の塩川愛さん、長谷川てまりさん、伊藤咲夢さん、延泰世さんの4名がこれまで学習してきたことを元に1年生に優しく丁寧に授業を行いました。
「ハンセン病の歴史」「らい予防法」「終生絶対隔離」「人間回復裁判」「上野正子さんの生き方」など、様々な視点から学びを深めていきました。ハンセン病療養所では出自を知られないように偽名を強制されました。上野さんもそうでした。親からいただいた大切な名前を語れない悔しさ、辛さを改めて考えることができました。
「正しく知って正しく行動する」「どんな立場の人にも対等に平等に」「無関心にならない」「「間違っている」(No!)と言える強い心を持つ」など授業を通して、日常を見つめ直し、今ある生活についても深く考えることができました。
最後には、全員手話も学びました。
「仲間とともに自分で考え自分で行動する」という盈進共育のもと、先輩から後輩へ学びを継承、深化し、これからも仲間とともに議論を深め、学びを深めています。