生徒会・ヒューマンライツ部 鞆の浦・釜山交流(朝鮮通信使アートキャンプ)に参加
7月25日(木)
歴史深い鞆の浦へ韓国・釜山市より平成の新朝鮮通信使 約70名が訪れ、鞆中学校の生徒約60名、福山市立大学の学生約10名、本校生徒15名とで交流をもつ機会を頂きました。
鞆中学校生徒の威勢良い息のあった「なでしこ太鼓」で幕が開き、美しい韓国の伝統舞踊を堪能した後、福山市立大学学生による「鞆の浦 英語紙芝居」を楽しみました。
開会式終了後、グループに分かれて福山のシンボルでもあるバラの花の折り方を英語とジェスチャーとあらゆるコミュニケーション・ツールを用いて真剣に伝えました。本校教員の小川先生も韓国留学経験を活かし、ハングル語で日本の伝統文化を伝えました。一枚の折り紙を通じ言葉を超えて、多くの輝く笑顔が会場を満たしました。折り紙での交流を終えた後、プレゼント交換を行い、両国の歴史、文化、習慣など多くを学び合い、その後、グループに分かれて鞆の町並みを散策しつつ、かつての通信使が歩んだ道のりを辿りました。夏の鞆風に乗って、英語、韓国語、日本語が鞆の町中を駆け巡りました。
このような歴史的場面で多くの方々と交流させて頂けたことで、かつての鞆の人々と、朝鮮通信使の方々との姿を自分達に重ねつつ、新しい世代の交流の仕方を考えて行くきっかけとなりました。釜山の皆さま、鞆の皆様、本当にありがとうございました。