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2019年3月12日 (火)

3月11日 全校集会を行いました

311日。

東日本大震災から8年が経ちました。

どれだけ時間がたっても、被災者の消えない悲しみと、いのちを大切にする教訓を、私たちは、決して忘れてはなりません。

中学1・2年生は当時、まだ5・6歳。はっきりと覚えていない人もいるかもしれません。

8年の月日が過ぎた今でも被災地の現状は厳しく、復興は現在進行中です。

復興庁によると、避難者はおよそ5万2千人。福島では、東京電力福島第1原発事故の影響でなお約32600人が県外で避難生活を送っているそうです。

2011311日、震災発生直後に全校集会を開き、「盈進は全校あげて被災地の復興を期し、被災者の支援をする」と決議しました。以来、「自分たちにできること」として、毎月11日は校門に立ち、先輩から後輩へと受け継がれ、通学する生徒に「思いを寄せること」を呼びかけ続けています。平成で最後となる今日、3月11日 追悼の集いが全国で開かれる中、本校でも全校集会を行いました。

全員で黙祷をささげた後、生徒たちが、「忘れない」をテーマに、被災地・被災者の現状、そして被災者の方々から学んだ「誰かと共に生きる」、「支え合う」、「学び続ける」ことの大切さを伝えました。

災害が立て続けに起こっている現在、「私たちはまだ大丈夫」は通用しなくなっています。何よりも、いのちを第一に考えること。逃げる場所、逃げ方を学んでおくこと。体が不自由な人や避難することが困難な人を、誰が、どうやって助けるか、確かめておくことが重要だということも全校で確認しました。

自らの責任を果たし、他者を思いやる精神を忘れず、盈進中高はこれからも被災者の方々と共にあります。

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