本日2月23日(土)、「2012年度 タッチ!盈進(小学5年生オープンスクール)」を開催しました。
約300名の方に参加していただき、ありがとうございました。
好天に恵まれましたが、暖房のきいた教室を一歩出ると空気はひんやりとしていて、まだまだ肌寒い中での小学5年生対象オープンスクールでした。
30分の体験授業を受けたあと、8人1組に分かれて「簡単理科実験」「フリースロー体験」「高校校舎探検」などを行いました。保護者の皆さんも一緒に校内を回っていただきました。続いて、中学1年生全員による合唱を聞いていただきました。そして最後に体験クラブ希望者には1時間程度クラブ体験していただき、午前中で終了しました。
今回の参加体験をもとに、来年度のオープンスクールにも参加していただき、盈進により深くタッチしていただければと思います。今回参加できなかった方も、新年度のオープンスクールには是非参加して盈進にしっかりタッチしていただきたいと思っています。
2月11日、(東京都渋谷区千駄ヶ谷SYDビルにて)、ヒューマンライツ部が「第7回SYD奨励賞優秀賞」(高校生部門1位 / 上位の文部科学大臣賞が他の高校ですから実質全国2位)の表彰を受けました。
SYD修養団は創立107年、青少年の健全なる育成をはかるための教育を行うとともに、 “愛と汗”の精神を実践して、世界の福祉と平和に寄与することを目的とする日本で最も古い全国組織の社会教育(ボランティア)団体のひとつです。(SYDとは「Supporting Your Dreams」の略)
この日、2011年度ヒューマンライツ部長の山本真帆さん(6年)が出席。クリスタルトロフィー、副賞をいただきました。(副賞10万円はボランティア活動資金として寄付)
ヒューマンライツ部は、「手と手から -中高生として地域や国際社会の平和と人権の環を広げるために貢献する」をテーマに活動するボランティアと調査研究のクラブです。
今回は特に、日頃の地域でのボランティア活動(各種施設でのボランティアやオリジナル絵本の読み聞かせ活動, 福山空襲の記録冊子化等々)、および東日本大震災被災者支援活動を評価していただきました。
原稿を用いない(持たず、読まずの)山本真帆さんの受賞スピーチにひときわ大きなの拍手が送られました。そのスピーチを掲載し、感謝とお礼に代えさせていただきます。
これまで支えてくださった方々すべてに心から感謝申し上げます。(部員一同)
盈進中学校の『にんげん学講座』は、本校のテーマである「平和・ひと・環境」を軸として、「身近な地域で活躍されている人の素敵な生き方から学ぶ」ということを目的に毎年実施しています。現在、第1学年にんげん科授業では、中村久子さんとヘレン・ケラーさんの生涯や、映画「ゆずり葉」から、人間が逆境の中でも力強く生き抜くことの崇高さを学んでいます。
今回は、昨年度に引き続き、「ハンセン病問題から学ぶ」と題して、延先生の授業がありました。講座では、これまですっとハンセン病療養所長島愛生園(岡山)で交流学習を続けてきたヒューマンライツ部の6年生の小林美里さん、古志有沙さん、山本真帆さん、安田裕美さん、山口洋斗君に、ハンセン病患者に対する差別・偏見の歴史や、現状の正しい認識を育てる学習を行うとともに、生徒が差別・偏見をなくすためにどのようなことができるか考え、「自分はどう生きるか」をしっかり考えることができました。