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1月25日金曜日、韓国ソウル市から姉妹校の五山高校が来校されました。
今回は、教頭先生をはじめとする教職員5名・高校生67名がはるばる盈進まで来られました。
式典では五山高校の生徒たちが音楽部の演奏で出迎えられ、盈進側からは立石校長、五山高校からは教頭先生が挨拶をされました。
五山高校の教頭先生は盈進・五山とも歴史ある学校であること、日韓両国が友好を深めあう中で困難な問題を解決していかねばならないことなどをお話しされました。
また、両校の生徒代表もあいさつをしました。おたがいのことばでの自己紹介には大きな拍手が送られていました。
式典の後には、五山高校生徒と盈進高校生徒の交流会を行いました。
自己紹介・プレゼント交換からはじまり、盈進生徒会のパフォーマンスでは大盛り上がり。
最後まで話が盛り上がり、別れの際は別れを惜しむ声があちこちから聞かれました。
2月に行われるフィールドワークで韓国を選択した生徒たちは口々に「次は行くから待っていてね」と約束を交わしていました。
これからも五山高校とは交流を続けていきます。
2学年は被災地支援の一つとして、生徒会のメンバーを中心にみんなでどんぐりや落ち葉・小枝を拾い、それを福島や宮城の保育園・幼稚園・小学校に送る活動をしてきました。どんぐりや落ち葉などが放射能に汚染され、小さな子どもたちが自然と触れ合う活動ができないと聞いたことがきっかけでした。
先日、仙台の「虹のこども園」園長のゆんた美樹子先生が盈進を訪問され、2学年の生徒のみんなに、どんぐりのお礼とともに、被災されたときの子どもたちの様子や、被災地の現状について話をしてくださいました。
また、その後生徒会メンバーからのインタビューにも快く応じてくださいました。
生徒たちに対して、「福島ではまだ子どもたちが満足に外で遊ぶことができません。被災地の現状を知り、これから自分たちはどう生きていくべきか、考えていってください」と声をかけてくださいました。
生徒たちは皆、緊張しつつも真剣な顔で先生の話を聞き、質問をしていました。
ゆんた美樹子先生、貴重な機会をどうもありがとうございました。
※なお、ゆんた美樹子先生は、「母子週末保養プロジェクト ちいさなたびJAPAN」(放射性物質で汚染されてしまった地域に暮らす母子を対象に、母子双方の心身の保養を助ける目的とする週末保養プログラム)の企画・開催をしています。HPはこちらです。(http://www.chiitabi.com/)