中高美術部 夏休み合宿を行いました
7月31日(木)8月1日(金)、中高美術部は恒例の夏休み合宿を行いました。毎回2学期や感謝祭へ向けて気持ちを高めていく大切な制作の場と位置付けて取り組んでいます。特に今回は中学生が「トンボの絵コンクール」高校生は「高校野球ポスターコンクール」への出品作を制作しました。普段の活動とちがい長時間にわたる制作でみんな疲れましたが充実した合宿となりました。感謝祭へ向かってさらに活動を盛り上げて行きます。
7月31日(木)8月1日(金)、中高美術部は恒例の夏休み合宿を行いました。毎回2学期や感謝祭へ向けて気持ちを高めていく大切な制作の場と位置付けて取り組んでいます。特に今回は中学生が「トンボの絵コンクール」高校生は「高校野球ポスターコンクール」への出品作を制作しました。普段の活動とちがい長時間にわたる制作でみんな疲れましたが充実した合宿となりました。感謝祭へ向かってさらに活動を盛り上げて行きます。
※写真下2枚…国連本部での二人の写真
6月3日(火)、米国ニューヨーク国連本部で開催されたNPT(核拡散防止条約)再検討会議準備委員会にあわせて、「ユース非核特使」(外務省)に委嘱され、「ノーモアヒロシマ・核廃絶」を訴えるために訪米した高3箱田麻実さん、小川千尋さんが、菅校長とともに市役所を訪れて吉川信政教育長、近藤洋児市民局長、金尾和彦まちづくり推進部長などに活動を報告しました。
二人は、国連の会議室で、各国外交担当者やNGO・NPO関係者の前で行ったプレゼンテーションのことなどを中心に報告。
「被爆者の『もう誰にも自分と同じ思いをさせてはならない』という被爆者の憎しみや敵対を超えた素朴で崇高な平和の思想を訴えた。大きくうなずき、熱心に聞いてくださり、涙を流して、『すばらしかった。いっしょに力を合わせよう』と言ってくださった。人種や言語、文化が違ってもそこに確かな思いがあればつながり、核廃絶は必ずできると確信した。」「国連職員として世界の平和に貢献したいという夢を持ちながら、阪神大震災で亡くなった加藤貴光さんの遺影といっしょに被爆者の悲願を訴えることができた。『貴光さんに国連に連れてきていただいた』という思いだった。」「これまで自分たちを支えてくださった広島市、福山市、学園、仲間たち、そして、被爆者の方々への感謝を決して忘れず、これからも活動を続けます」などと報告。吉川教育長は「福山市民として誇りに思う。使命・責任を果たされたことに敬意を表する。報告に感動した。貴重な体験を仲間、市民にも伝えてほしい」と述べていただきました。
この日のようすは、夕方、広島テレビでも放映されました。
市役所関係者のみなさまはじめ、ご支援、ご協力いただいたみなさまに心から感謝申し上げます。
なお、二人の活動報告は7月、校内で行う予定です。また、広く市民のみなさまに知っていただけるように、関係各所と調整中です。追って、お知らせいたします。
5月31日意義ある土曜日、中高美術部は香川県の直島に行ってきました。瀬戸内海に浮かぶ直島は「現代アートの島」として有名です。午前中は世界的に著名な建築家、安藤忠雄さんが設計したベネッセハウスや地中美術館でさまざまな作品を鑑賞しました。午後からは島の生活と歴史に現 代アートが溶け込んだ「家プロジェクト」を散策しました。天候にも恵まれ緑の島の中でおもいっきり現代美術を楽しんだ一日でした。
ヒューマンライツ部は18年前から国立(ハンセン病)療養所・長島愛生園で「生きる意味」を学んできました。特に入所者の金泰九さんから継続的に学び、これまで多くの生徒(部員)たちは己や仲間や家族をみつめ、社会的立場を自覚し、進路(将来の生き方)を考え、切り拓いてきました。
昨年、現2年生の後藤泉稀さんが「全国中学生人権作文コンクール」にて、金泰九さんとの出会いと「いじめ」の問題を記し、広島県法務局長賞(最優秀賞)および法務大臣賞を受賞しました。
この度、後藤泉稀さんの作文をベースにした教育映画が制作されます。制作会社は東京にある株式会社・映学社です。社長であり、監督でもある高木裕己さんの作品はこれまで、文部科学大臣賞なども受賞しています。
後援・監修・協力は、法務省、文科省、全国ハンセン病療養所入所者協議会(全療協)、国立ハンセン病資料館(東村山市)、長島愛生園、長島愛生園歴史資料館、ハンセン病市民学会等です。
撮影が始まりました。映画撮影は大変です。同じシーンを2回3回撮ることたびたび。生徒たちは普段どおりの学習でしたが、カメラが回って少し緊張気味でした。
4月26日意義ある土曜日、 中高美術部は新入部員の4年生や仮入部の1年生を交えて、5月2日(金)に行う大運動会の入退場門を制作しました。今年の入場門は、力強く踏みしめた足から4色の土煙がもくもくと立っているデザインです。退場門は選手たちが4色の中に吸い込まれていくイメージです。運動会が盛会となるように思いを込めて制作しました。当日の運動会、生徒全員で元気よく盛り上げましょう。
4月28日より米国ニューヨークで行われるNPT(核拡散防止条約)再検討会議第3回準備委員会に合わせて、現地に派遣される6年生の小川千尋さんと箱田麻実さん(2人もヒューマンライツ部)が4月18日(金)、広島市役所にて松井一実市長を訪問。27日(日)、いっしょに旅立つ広島女学院高校、修道高校の生徒も同席。これまで「核廃絶!ヒロシマ・中高生による署名キャンペーン」を共に継続して行ってきたなかでの経験を交えて、「ヒロシマの思いを必ず届ける」と力強く語りました。
外務省「ユース非核特使」の委嘱状を松井市長から受け取り、自らの使命である「被爆から約70年。人類初の被爆地・ヒロシマの反戦・平和と核廃絶のメッセージを世界に訴える」を再確認しました。
松井市長、広島平和文化センター小溝理事長をはじめ、今回同行して下さる方々から激励の言葉をいただき身が引き締まりました
次の日19日(土)は街頭に立ち、多くの署名をいただきました。かつて夫が国連(ジュネーブ)に勤務されていた方や、ニューヨークから来られた方々とも話をすることもでき、世界へ視野を広げ、活動を求めていく勇気をもらいました。
また、現地でのプレゼンテーションに向け、各校生徒が集まり、今回引率をして下さる広島女学院高校の高見先生からの熱い指導を受け、意識を高めあいました。このような機会をいただけましたこと、心より感謝いたします。
なお、沖縄尚学高校の仲間は25日(金)夕方、本校を訪れ合流予定。プレゼン合同練習を含む最終の準備をします。
中高美術部・書道部は3月30日(日)第7回盈華展を無事終了しました。6日間の会期全体で539人の方に入館していただきました。このような公の場で作品を発表することは部員にとって意義深い勉強の場になります。会場では暖かい励ましのお言葉や的確なご批評をいただきました。今後の制作活動に活かしていきます。これからも部員一同真摯に部活動に励みます。ほんとうにありがとうございました。
中高美術部・書道部は3月25日(火)第7回盈華展を開幕しました。初日は保護者や一般の方、100名を越えるご来場をいただきました。ほんとうにありがとうございました。明日26日の11時からはFMふくやまの生放送でインタビュー出演もします。明日以降もたくさんのご来館をお待ちしています。会期は3月30日(日)までです。ぜひ、ふくやま美術館に足を運んでください。どうぞよろしくおねがいします。
中高美術部・書道部は3月23日(日)第7回盈華展の搬入展示作業を行ないました。書道部が掛け軸、額装作品23点を、美術部が35点の油彩・デザイン・水彩などの作品を飾り付けました。会期は明日、3月25日(火)~30日(日)までの6日間です。ぜひ、ふくやま美術館に足を運んでください。どうぞよろしくおねがいします。
3月2日(日)、東日本大震災から3年が経つのを前に、福山市社会福祉協議会(以下、「社協」と略)主催のシンポジウム「忘れない。日頃の地域活動を防災・減災につなげる」(東日本大震災から学ぶシンポ)が市内「すこやかセンター」で開催され、ヒューマンライツ部がそのオープニングを担当。被災者との交流などをまとめて報告させていただきました。大きな拍手に感激でした。
シンポジストは、津波被害が甚大だった宮城県岩沼市での交流でずっとお世話になっている岩沼市社協事務局長の千葉俊夫さん、福山市出身で同社協職員の青山奈保美さん、石巻市雄勝町への支援を続ける沼隈病院の藤原恵医師(福山市)、滋賀県高島市社協の井岡仁志さんら。千葉さんや青山さんらからは、岩沼における生徒の交流のようすも紹介していただきました。藤原医師は、「盈進の生徒が福島で聞き取った内容は、私が伝えたいことをたくさん代弁してくれている」と言ってくださいました。会場には盈進OBの姿も。力強くうれしい激励の言葉をいただきました。
福山市および岩沼市社協、シンポジスト、お集まりの市民のみなさまに心から感謝申し上げます。