【ヒューマンライツ部】映画撮影はじまる
ヒューマンライツ部は18年前から国立(ハンセン病)療養所・長島愛生園で「生きる意味」を学んできました。特に入所者の金泰九さんから継続的に学び、これまで多くの生徒(部員)たちは己や仲間や家族をみつめ、社会的立場を自覚し、進路(将来の生き方)を考え、切り拓いてきました。
昨年、現2年生の後藤泉稀さんが「全国中学生人権作文コンクール」にて、金泰九さんとの出会いと「いじめ」の問題を記し、広島県法務局長賞(最優秀賞)および法務大臣賞を受賞しました。
この度、後藤泉稀さんの作文をベースにした教育映画が制作されます。制作会社は東京にある株式会社・映学社です。社長であり、監督でもある高木裕己さんの作品はこれまで、文部科学大臣賞なども受賞しています。
後援・監修・協力は、法務省、文科省、全国ハンセン病療養所入所者協議会(全療協)、国立ハンセン病資料館(東村山市)、長島愛生園、長島愛生園歴史資料館、ハンセン病市民学会等です。
撮影が始まりました。映画撮影は大変です。同じシーンを2回3回撮ることたびたび。生徒たちは普段どおりの学習でしたが、カメラが回って少し緊張気味でした。