中高ヒューマンライツ部/出合いといのちの学習講演会
6月6日(土)午前中、深津コミュニティーセンターにて開催された講演会のお手伝いをさせていただきました。会場は満員の約100人。メインの講師は加藤りつこさん。テーマ:「暗闇だから見えたもの~出合いがつないでくれたいのち~」。加藤さんは20年前、阪神淡路大震災で愛息子の貴光さんを奪われました。貴光さんは当時、神戸大学法学部の学生で、夢は国連職員として世界の平和と人権を構築する担い手として働くことでした。
この日の講演テーマそのままに生き抜いてこられた加藤さん。ヒューマンライツ部は4部構成のご講演を、手話歌でつなぎました。
貴光さんの遺影に連れられ、昨年につづき今年も2回、部員が国連で活動しました。3月は、中学生作文で外務大臣賞を受賞した高橋和さん(現高1=4年)。4月は、2015NPT=核拡散防止条約再検討会議を契機に、国連会議室にて英語によるプレゼンテーション等の活動を終えた作原愛理さん(4年)。
この日は最後に、作原愛理さんが貴光さんのご仏壇に供えていただけるよう、国連グッズ等を手渡し、加藤さんに感謝とお礼を述べました。
貴重な学習の場をつくってくださった加藤さん、そして深津のスタッフ、住民のみなさまに心から感謝申し上げます。