中高一貫クラブ活動 Feed

2013年4月15日 (月)

[中高/ヒューマンライツ部] 鞆の浦仙酔島クリーン大作戦

4月14日(日)、晴天の春空のもと、「鞆の浦・仙酔島クリーン大作戦」(福山市観光協会他主催)のボランティアに参加しました。ヒューマンライツ部は2010年度の学習テーマを「鞆の浦の暮らしと命に学ぶ-港湾埋め立架橋問題から-」と設定。以来、多くの方々のご理解、ご協力を得て、創作劇、他校生徒のガイド、清掃活動、オリジナルマップ作り(町内に設置)などを展開しています。「その昔、仙人があまりの景色の美しさに酔いしれて出来た」という伝説の島。それが仙酔島。1944年に日本で最初の国立公園に指定された瀬戸内海国立公園。わがまち福山が誇る鞆の浦の美しい風情。しかし、河川からの生活ゴミが漂流し、島のあちこちでゴミが目につくようになっています。鞆風を浴びながら黙々とゴミを拾いました。「ふるさとのために私たちに中高生にも出来ること」。これからも実践します。ご協力、応援していただいたみなさまに心から感謝申し上げます。

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2013年4月 2日 (火)

[中高/ヒューマンライツ部] メイプル賞(広島県教育委員会主催)2名受賞

平成24年度 第2回 メイプル賞において、小林 美里さん(12年度卒業生)と5年(高2、受賞時)重政陽美さん(ヒューマンライツ部副部長)の2人がそれぞれ第9回、10回 高校生福祉文化賞エッセイコンテスト 第3分野 最優秀賞 受賞を理由に表彰されました。メイプル賞とは、学校教育、社会教育、体育・スポーツ、文化等の分野において、全国規模の各種大会、競技会等で優秀な成績をおさめるなど、学習活動の成果が他の模範として推奨できる児童生徒を広島県教育委員会が表彰し、教育の振興発展を期することを目的としたものです。

小林さんは、受賞時、こういった賞を受賞できたことは、周囲の支えがあってこそだと述べ、今後は様々なことを吸収し、地域貢献に全力を尽くしたいと述べました。

当日、「第3回高校生平和サミットin 沖縄」(教育協定校・沖縄尚学高校主催)で授賞式に参加できなかった重政さんは、小林さんにメッセージを託し、自分が信念を持って取り組んできていることをこれからも持続させていくと決意を新たに、感謝の言葉に変えました。

この度の受賞も、多くの方々の支えがあってこそだと、改めて感謝いたします。
ありがとうございました。

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2013年3月26日 (火)

中高美術部・書道部、第6回盈華展を開幕しました

中高美術部・書道部は3月26日(火)第6回盈華展を開幕しました。初日は保護者や一般の方、100名を越えるご来場をいただきました。ほんとうにありがとうございました。明日以降もたくさんのご来館をお待ちしています。会期は3月31日(日)までです。ぜひ、ふくやま美術館に足を運んでください。どうぞよろしくおねがいします。
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2013年3月25日 (月)

中高美術部・書道部、第6回盈華展の搬入展示作業を行ないました

中高美術部・書道部は3月24日(日)第6回盈華展の搬入展示作業を行ないました。書道部が掛け軸、額装作品17点を、美術部が29点の立体・デザイン・水彩などの作品を飾り付けました。会期は明日、3月26日(火)~31日(日)までの6日間です。ぜひ、ふくやま美術館に足を運んでください。どうぞよろしくおねがいします。
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2013年2月16日 (土)

[中高/ヒューマンライツ部]「SYD奨励賞(全国)優秀賞」受賞

2月11日、(東京都渋谷区千駄ヶ谷SYDビルにて)、ヒューマンライツ部が「第7回SYD奨励賞優秀賞」(高校生部門1位 / 上位の文部科学大臣賞が他の高校ですから実質全国2位)の表彰を受けました。

SYD修養団は創立107年、青少年の健全なる育成をはかるための教育を行うとともに、 “愛と汗”の精神を実践して、世界の福祉と平和に寄与することを目的とする日本で最も古い全国組織の社会教育(ボランティア)団体のひとつです。(SYDとは「Supporting Your Dreams」の略)

この日、2011年度ヒューマンライツ部長の山本真帆さん(6年)が出席。クリスタルトロフィー、副賞をいただきました。(副賞10万円はボランティア活動資金として寄付)

ヒューマンライツ部は、「手と手から -中高生として地域や国際社会の平和と人権の環を広げるために貢献する」をテーマに活動するボランティアと調査研究のクラブです。

今回は特に、日頃の地域でのボランティア活動(各種施設でのボランティアやオリジナル絵本の読み聞かせ活動, 福山空襲の記録冊子化等々)、および東日本大震災被災者支援活動を評価していただきました。

原稿を用いない(持たず、読まずの)山本真帆さんの受賞スピーチにひときわ大きなの拍手が送られました。そのスピーチを掲載し、感謝とお礼に代えさせていただきます。
これまで支えてくださった方々すべてに心から感謝申し上げます。(部員一同)

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SYD(修養団)ボランティア奨励賞 優秀賞受賞 記念スピーチ
2013.02.11
SYDビル(東京都千駄ヶ谷)にて 2011年度H.R.C部長 山本真帆

今日は震災から1年と11ヶ月目です。
そのような日に、名誉ある賞をいただき、心から感謝申し上げます。

私は広島県福山市の盈進高等学校3年、ヒューマンライツ部2011年度部長の山本真帆です。
私の学校は創立1904年、108年続いてきた中高一貫校です。

私は中学2年から5年間、ヒューマンライツ部で活動してきました。
今回は、先輩・後輩・仲間、そしてこれまで出会ってきた方々を代表する気持ちでお話させていただきます。

ヒューマンライツ部は「手と手から―中高生として地域や国際社会の平和と人権の環を広げるために貢献する―」をテーマに活動するボランティアと調査研究を行うクラブです。

2009~2010年は、ホロコーストに関する手作りの絵本の制作と読み聞かせ活動を軌道にのせた年でした。
地元のホロコースト記念館の大塚館長の半生を記録し、『明日へつなぐ平和のバトン―失った生命を見つめて/ホロコーストから学ぶ』を2年がかりで制作しました。
現在、地域で、多くの読み聞かせの機会をいただいています。

2011年は「福山空襲を記録する」を、活動の中心にすえました。
震災で「ふるさと」の大切さを実感した私たちは、地元福山の惨禍について見直すべきだと考えました。卒業生の星野由幸さんから聞き取りを行い、記録冊子にまとめ、図書館などに寄贈しました。
「焼夷弾に逃げまどう母が、『もうダメだ。由幸、ここで一緒に死のう』と言ったんです」という証言は衝撃的でした。

記録することは記憶すること。「過去に学ぶ」貴重な学習の場となりました。

2011年3月11日以降、「私たちはこれからも被災者とともにあります」のテーマのもと、支援活動を開始しました。

放射線被害に悲しむ福島県と、津波被害が甚大だった宮城県を訪れ、交流しました。

福島では67年前に広島で被爆し、現在人生2度目の放射線被害に苦しむ男性とそのご家族との交流でした。放射線が人々の暮らしや命を脅かしているという状況を目の当たりにしました。
宮城では、仮設住宅を回る中で出会った50代の女性が、夫を亡くされた経験を涙ながらに語ってくださいました。この女性とはずっと手紙での交流を続けています。

直筆の手紙は、被災者の直接的で切実な声です。
私たちは失った命を見つめるとともに、生き残ったことで後ろめたさを感じている人々の心にも目を向けなければならないと、この女性との交流を通して感じています。

毎月11日を「被災者に思いを寄せる日」として、学校全体で支援に取り組むようにしました。
「忘れない・寄り添い続ける」ことの大切さを再確認するためです。

また、市民のみなさまの前で支援活動の報告をさせていただく機会が増え、仲間と、被災者の痛んで癒えない心を発信しました。

「寄り添うとは、その人が自ら立ち上がることができるよう、共にそこにいるということ」
これも支援活動を通して出会った阪神大震災の被災家族の方から学んだことです。

私は被爆地ヒロシマに暮らす人間として、核廃絶を訴え続けることが私の義務だと考えています。
「もう誰にも自分と同じ思いをさせてはならない」
この素朴で、しかし崇高な被爆者の願いは、私たちの平和活動の原点です。
この言葉を胸に、私たちはこれまで5年間、広島市と協力して「核廃絶署名」を行い、5年間で通算約18万筆を国連に届けてきました。

出会った方々は口々に「中高生が来てくれることが嬉しい」と言ってくださいます。
私はとっても幸せになります。
互いに思いを共有しあう時、両者に希望が芽生え、人として対等なつながりがつくられる、そう思うからです。

私たちはこれからも、「声なき声」に、真摯に耳を傾け、その声から学びます。
そして、地域に根ざした活動を根本に、感謝の気持ちと笑顔を忘れず、これからもずっと、地道に謙虚に仲間とともに行動し続けます。

本日は誠にありがとうございました。

2013年2月12日 (火)

[中高/ヒューマンライツ部・生徒会]鞆「町並ひな祭り」に向けて清掃活動に参加

2月23日(日)から始まる鞆「町並みひな祭り」に向けての大掃除に今年も参加させて頂きました。
会場となる市重要文化財「鞆の津の商家」で全員、心をこめて掃き、拭き、はたき、磨き上げました。建物をきれいにしていく中で、その歴史を感じ、「守ること」「伝えること」の大切さを再確認しました。
また、今回は鞆・町並ひな祭のイメージソングを歌われているシンガーソングライターNaokoさんこと川上菜穂子さんのミニライブにも参加。
毎年ごちそうになる保命酒の甘酒のぬくもりと、鞆風に乗って会場に流れるあたたかい歌声、そして人のやさしさに包まれました。このような機会を頂けたことに心から感謝いたします。
鞆の皆様、本当にありがとうございました。

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2013年1月18日 (金)

中高美術部「千田町とんど祭」に行ってきました

1月14日(月)成人の日、千塚池グランドで「千田町とんど祭」が盛大に開催されました。中高美術部で制作した、巳の絵馬を飾りつけた5基の大とんどが轟々と燃え上がりました。がんばって描いた絵馬が燃えるのはちょっと複雑な気持ちでしたが、千田町のみなさんの大きな歓声を聞いて私たちもうれしくなりました。また、今年もとんどに点火する大役をさせていただき感激しました。今年一年みんな元気に過ごすことを願いました。
寒風の中でごちそうになったぜんざいはとってもおいしかったです。来年もぜひ、祭のお手伝いをしたいと思います。お世話になった千田町のみなさん、ありがとうございました。
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2012年12月25日 (火)

[中高/ヒューマンライツ部]大日学園・梅の木園の“忘年会”に参加

2012年12月22日(土)、大日学園・梅の木園(社会福祉法人静和会)の“忘年会・クリスマス会”にお招きいただき、部員14名がステージ発表等を通じて利用者や職員のみなさまと交流させていただきました。毎年恒例の交流を部員一同、心待ちにしております。静和会のみなさまに心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
とても楽しく、貴重な交流でした。昼食とおやつもご一緒させていただき、どの場面も貴重な学習の場でした。 2013年が、静和会のみなさまにとって幸せな一年になりますように心から祈念いたしております。

 

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[中高/ヒューマンライツ部]「LUXEATERふくやま2012」で被災者交流報告

2012年12月22日(土)~24(月)、「LUXEATERふくやま2012」(福山観光キャンペーン実行委員会主催、福山市・福山市教育委員会後援)のイベントの中で、ローズコムにて、「東日本大震災被災者交流」を展示、報告をさせていただきました。23(日)は、お客様を4階の会場までご案内し、被災者の方々との交流のようすを説明し、被災者の思いや願いをお伝えしようと努力いたしました。また、寒風禹の中、灯アートのお手伝いをさせていただきました。来場者および、応援してくださった福山市職員のみなさまにも心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

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[中高/ヒューマンライツ部]「2012ふくやま人権・平和フェスタ」に参加

2012年12月16日(日)、「2012 ふくやま人権・平和フェスタ ~連帯・協働・共生/差別のない社会をめざして」(第64回人権週間の集い)」(於:福山市人権交流センター, 福山市主催)が開催され、ヒューマンライツ部員15名が参加, 受付やステージの補助などのお手伝いをさせていただき、記念講演(「橋はかかる」)を拝聴し、学習を深めた後、分科会「ヒロシマとフクシマ・被災地からのメッセージ~」を担当(企画・運営)、市民の方々と核廃絶や原発問題等について、貴重な意見交流を行いました。また、1階ロビーでは、被災地の福島や宮城(岩沼)ので交流のようすや被災者からの手紙を展示させていただきました。敬愛するOG濱田真由美先輩もかけつけてくださいました。感謝です。今回もまた、貴重な学びとなりました。私たちの活動をいつも応援してくださる福山市と市民のみなさま、被災地のみなさまに、こころから感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

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