【ヒューマンライツ】ハンセン病問題を通して「人権賞」受賞
5月20日(土)、第13回ハンセン病市民学会総会・交流集会が岡山市民会館で開かれ、会場約600人を前に、生徒23人が演劇とプレゼンテーションで「誰もが尊重され、『共に生きる』社会の実現」を訴えました。
第2部「中高生の報告:わたしたちの未来へ~のこす、つなぐ、むすぶ~」。生徒たちは、山陽女子高校、長船中学校卒業生と共に、2月から準備をすすめてきました。
総会では新設された「第1回 神美知宏(こうみちひろ)・谺雄二(こだまゆうじ)記念人権賞」の表彰もあり、人権活動部門で長島愛生園を中心に交流を続けてきたヒューマンライツ部が受賞しました。これまでの活動を受け入れ、応援してくださったハンセン病回復者の方々やご家族、市民の方々等々、出合ってきたすべての方々、そして、20年間の活動を後押ししてくださった学園に心から感謝いたします。ありがとうございました。
*神美知宏(こうみちひろ)・谺雄二(こだまゆうじ)
二人はハンセン病回復者。二人とも2014年5月死去。生涯、ハンセン病問題の解決、ハンセン病問題を通した人権文化の普及に尽力。「二人の巨星」と讃えられている。