[中高/ヒューマンライツ部]被災者らと交流
4月3日(火)、サロン「みんなの家」(尾道市久保町)にて、福島の原発事故による放射線被害から避難しているご家族(4家族)や、彼らの生活を支援する方々との交流会に参加させていただきました。
避難されているお母さんが「子どもを思い切り外で遊ばせたり、ごはんをお腹いっぱい食べさせたりしてあげたい。それができないのが悔しい。あたりまえの暮らしがしたい」とおっしゃっていました。子ども(小学校低学年)が「放射能のない世界が欲しい」と言っていました。胸が詰まりました。
「今、福島に暮らす人々をどう支えるか」、そして「被災者が日常の暮らしを取り戻すための山積状態の課題と自分たちはどう向き合っていくべきか」を改めて考えさせられました。
約30人の前で、交流ステージを担当させていただきました。被災者との交流のようすを交えたプレゼンでは、支援のあり方や思いを共有しました。エイシンレンジャーも登場。その他、子どもたち用の手遊びや手話歌、コミカルダンスなどで盛り上がりました。
避難ご家族やサロンのスタッフのみなさん、広島からかけつけてくださった加藤りつこさん、参加者全員のご協力で一体感のあるステージとなりました。子どもたちの、大はしゃぎで楽しそうな姿を見ることができ、私たちが幸せでした。みなさんから「ありがとう」というお言葉をいただきました。こちらのほうこそ「ありがとうございます」です。
新たな温かいつながりを持たせていただいたこと、そして特に、この交流会を実現させてくださった「みんなの家」主宰者・中石さんや「ひなの会」代表の信恵さんはじめ、参加者のみなさま全員に心から感謝いたします。(報告:部長・山本真帆)