高校美術部 広島県高等学校総合文化祭に出品しました
私たち高校美術部は2010年10月30日(土)に広島へ美術館研修に行ってきました。今回は高校美術部13名と来年度ひきつづき高校美術部へ入部する中学3年生4名の総勢17名で研修を行ないました。
午前は、広島市立現代美術館で「森村泰昌:なにものかへのレクイエム―戦場の頂上の芸術」展を鑑賞しました。この展覧会は、歴史上の人物や芸術家、映画女優に扮したセルフポートレイト作品を展開する美術家の森村泰昌さんが、激動の20世紀を彩る著名人に扮し、過去との対話に臨んだものです。写真や映像がとても斬新で興味深い展覧会でした。
午後から広島県立美術館へ行きました。広島県立美術館では、広島県高等学校総合文化祭「美術・工芸部門」展を開催しています。工芸・油絵・デザイン・立体・水彩など総数約850点が展示されています。高校美術部の10名はこの展覧会へ出展しました。私たち高校美術部にとって対外的な年間最大の催しです。自分たちの作品が県立美術館に飾ってあるのを見るのは誇らしい気持ちと、反面ちょっと恥ずかしい気持ちがしました。学校で描いているときよりも作品はよく見えましたが、「もっとあそこをしっかり描いておけば…」など反省点もよくわかりました。他校の人の作品は皆たくさんの時間をかけてあるのだろうということが窺えるような力のこもった作品でした。自分と同い年の方の作品を観てきて、部員一同とても良い刺激となりました。
今回の研修を糧に12月に行なう盈華展では、前回より一層充実した作品を描いていこうと決意しました。
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