17年度「みんなの新聞コンクール」(主催:中国新聞社 等)において、4年(高1)前原未来(まえはらみき)さんが「新聞感想文」部門で最優秀賞をいただきました。タイトルは「『ノーモア ヒバクシャ』を世界へ」。国連で採択された核兵器禁止条約に言及。前原さんは、「これからも被爆者やご家族、市民が続けてきた平和活動に学びます」と語っています。
第5回「こころからの手紙コンテスト」(主催:毎日新聞者・広島国際大学)において、4年(高1)小林菜摘(こばやしなつみ)さんが、優秀賞(全国2位)をいただきました。小林さんは、「手紙を通して、普段は言えない母への感謝を伝えたいと思って書きました」と語っています。
二人とも、「多くの方々に支えられての受賞。これからも地道に謙虚に努力します」と声をそろえていました。
11月4日(土)、安芸高田市高宮町で、「たかみや人権会館オープン31周年記念講演会」(於:高宮田園パラッツォ)が開かれ、部員14人が活動報告を行いました。会場には高宮中学校の全校生徒を含む約180人が参加してくださいました。
テーマは、「わたしたちのハンセン病問題、核廃絶署名活動~共に生きる意味~」。現地スタッフのみなさんが準備や運営に心を砕いてくださいました。会場設備もすばらしく、活動発表の場として大変充実した場所と時間でした。高宮のみなさまと共に、人権・平和の連帯ができましたことに心から感謝申しあげます。本当にありがとうございました。
10月26日(木)神辺町中条小学校にて、中条地区「人権教育講演会・PTA教育講演会」が開かれ、部員19人が活動報告を行いました。会場約100人。
10月29日(日)竹原市吉名隣保館にて、「人権ふれあい講演会」が開かれ、部員17人が活動報告を行いました。会場約40人。会場前後に、活動の原点である原爆慰霊碑とドームの大きな切り絵を飾ってくださっていました。連帯のエールに心から感謝いたします。
両日とも、東日本大震災被災者交流活動、「核廃絶!ヒロシマ・中高生による署名キャンペーン」、ハンセン病問題から学んだことを中心に行いました。「今日はたくさん泣いちゃいました」「来てよかった。私たちも行動しなきゃいかんと思った」などと言ってくださる方もいて、少しは生徒たちの人権尊重、平和を希求する思いが伝わったのかな、と思いました。多くの方が参加してくださいましたこと、駐車場誘導、受付、会場設営、後片付けも含め、生徒たちの学習の場を作ってくださったみなさますべてに心から感謝申しあげます。ありがとうございました。
14日、しまなみ球場(尾道市)にて、秋季広島県高校野球大会(第129回秋季中国地区大会県予選)決勝戦が行われ、盈進が広島国際学院高校を8-2で降し、優勝しました。63年ぶり3回目の優勝です。10月27日からしまなみ球場などである中国大会に進みます。中国大会は、来春の「センバツ(90回記念)」出場校を決める際の重要な選考資料となります。決勝戦のようすは以下のとおり。
盈進は1回、4番佐山君のタイムリーヒットで1点を先取。2回は下江君、清水拓君の長短打などで3点、3回は3連打で2点を追加。上下位打線とも振りが鋭く序盤で6-0と大差をつけた。9回は浜岡君のタイムリーヒットで2点を加点。投げては、下江君が6回1失点の好投。要所を相手の三振や凡打で切り抜けた。継投の浜岡君の粘投も光った。声もよく出た笑顔が絶えないゲームで、ベンチとスタンドも一体となってつかんだ優勝でした。
これからも毎日、そして一戦一戦、文武両道、感謝の心を忘れず、勉学にも励み、仲間と共に、地道に、そして謙虚に努力します。今後ともかわらぬご指導ご鞭撻、ご声援を何とぞよろしくお願いいたします。
東京の千代田放送会館で行われた「第34回NHK杯全国中学校放送コンテスト決勝大会」に中学放送部が出場し、ラジオ番組部門で最優秀賞(全国1位)を受賞しました。
今回制作したラジオドキュメント「どっちでもいい」は、両親の人種が異なる人に対する「ハーフ」と「ダブル」という二つの呼び方について、本人たちはどう思っているのか取材を行い、番組にしたものです。
放送部はこれからも、大切な何かを伝えることを目標に活動していきます。
9月7日(木)にJTサンダーズバレーボール教室を本校第一体育館で開いていただきました。
Vプレミアリーグで活躍されている深津旭弘選手、井上俊輔選手、金子聖輝選手に熱い指導をしていただきました。
生徒たちは普段体験できないトップ選手からの指導に最初は緊張こそしていましたが、選手の熱意に突き動かされるようにガムシャラにボールを追っていました。
今回の経験を日常の練習に活かし、自分たちの目標を達成する決意を新たにしました。JTサンダーズの選手の皆さん、ご指導ありがとうございました。
第27回(2017年度)「永井隆平和賞」(主催:島根県雲南市、後援:文部科学省)で、中学の部の最優秀賞(全国1位)に北原匠(3C)君、高校生の部の優秀賞(全国2位)に李開誠(5C)君を選んでいただきました。9月上旬、『中国新聞』にも掲載、9月10日には受賞式典があり、北原君は壇上で朗読、あいさつしました。
永井隆先生は雲南市出身。長崎大学医学部の医師でした。自身も被爆しながら被爆者救護に尽くされました。妻を原爆で失い、二人の子どもに愛情をそそぎながら白血病を患い、亡くなります。文学者でもあり、『この子を残して』『長崎の鐘』等は、今も読み継がれている先生の作品です。
「永井隆平和賞」は「愛と平和」がテーマ。北原君のタイトルは「Small is beautiful, all life is equal」。自分と被爆者を重ね、「いかなる命も平等」と訴えた作文でした。李開誠君のタイトルは「決意~『世界の架け橋』に~」。祖国・中国と日本とのはざまで揺れながら、国際情勢を見つめ、核廃絶にかける自分の意志を小論文にまとめました。北原君は、「講評の多くを僕の作品に費やしてもらいました。支えてくれているすべてのみなさんに感謝しています」と報告してくれました。
9月14日(木)忠海公民館にて、「人権講座」が開かれ、ヒューマンライツ部20人が活動報告を行いました。竹原市での活動は6月に続いて2回目でした。
忠海は、大久野島の毒ガス製造と被害、そして加害の歴史を伝え続ける「平和と人権」の町でもあります。生徒たちは、先人たちが培ってくださった「平和と人権の礎(いしずえ)」に感謝し、それを風化させないという思いを込めて発表しました。
会場は約40人。テーマは「もう誰にも自分と同じ思いをさせてはならない~私たちの東日本大震災、核廃絶署名活動、ハンセン病問題~」。失敗もありましたが、あたたかいまなざしと共感に感謝申しあげます。貴重な学習の機会を与えていただき、本当にありがとうございました。
美術部は9月9日(土)、感謝祭の“秋の盈華展”会場(第2体育館)にて販売する「七宝焼き」の制作を行いました。
「七宝焼き」とは銅の地金の上に釉薬(ガラス絵の具)をのせて専用の電気炉で焼き上げる工芸作品です。各自工夫を凝らしたデザインに挑戦し、どれも見事に焼きあがりました。
ブローチやキーホルダーの金具に入れ込んでありますのでアクセサリーとしてお勧めです。
数に限りがありますので感謝祭当日は早めに来場いただければと思います。