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2025年1月24日 (金)

【読書部】第10回藤原正彦エッセイコンクール優秀賞受賞

姫路文学館主催 第10回藤原正彦エッセイコンクールにおいて4年C組足立美咲さんが高校生部門優秀賞を受賞しました。タイトルは『街の「小場所」が残してくれたもの』。読書部の活動を通して出会った兵庫県尼崎市の小林書店店主、小林由美子さんから学び得たことを2000字で綴り、1339点の応募の中から第2位に選ばれました。

本賞は姫路文学館館長藤原正彦氏が「読書」とともに推奨する「書くこと」の大切さを伝えるために創設されたもので、コンクールのテーマに「生きることは創ること」という藤原氏の言葉が掲げられています。

なお、藤原正彦氏は『若き数学者のアメリカ』や『国家の品格』などの著作を手がけられた数学者・作家(お茶の水大学名誉教授)であり、新田次郎・藤原てい夫妻のご子息としても知られています。表彰式では藤原氏から直接賞状の授与ならびに作品の講評を頂きました。

また表彰式にはエッセイを書くきっかけをくださった小林由美子さんも駆けつけてくださり、お祝いしてくださいました。小林さんは読書部が読んだ本(川上徹也著『仕事で大切なことはすべて尼崎の小さな本屋で学んだ』(ポプラ社))の登場人物のモデルとなった方で、同書は昨年秋加筆修正がおこなわれ『あの日、小林書店で。』(PHP文庫)に文庫化されました。文庫には盈進読書科・読書部のエピソードも掲載されています。ぜひお読みください。

「読む」「書く」「伝える」読書活動を大切にしている本校にとって嬉しいニュースです。

 

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