【環境科学研究部】芦田川がヤバイ!
5月26日、毎年行っている定点調査の一環で芦田川に出掛けました。今春は環境科学研究部としてはこれまでになく多くの新入部員を迎え、大調査団の様相。4人から5人一組となって芦田川に繰り出します。あれ?様子が今までと違います。去年は礫(れき)底だった所が砂ばかり。その一方で、比較的浅かった川底が深く掘れていて、ちょっとした油断で2名の部員がドブンと深みにはまってしまいました。危ない!危ない!魚が捕れそうなポイントが無くなっていたこともありますが、実際、魚の姿がないのです。成果は写真の通り。それなりの数が捕れたのは、シマヒレヨシノボリ・ゴクラクハゼ・ウキゴリのハゼ類3種のみ。その他はカマツカ・メダカ・フナ類稚魚・コイ稚魚・オオクチバス稚魚というお粗末さ。以前は湧くようにいたオイカワは皆無。いわゆる浮き魚が全くと言っていいほどいません。いったい芦田川はどうなったんでしょう。芦田川は広島県で最も淡水魚類相の豊かな川です。その魚が壊滅的になっているようです。大変心配な状況であることがわかりました。