「市民平和のつどい」および福島の高校生との平和交流に参加(8月8日・9日)
8月8日(土) 広島での署名活動に一段落を付け、地元福山で8月8日を迎えました。
この日はローズコム前で街頭署名を行い、それと同時に、4年生の作原さん、6年生の坂本君が「2015 市民平和のつどい・第61回 市民平和大会」に参加しました。
リーデンローズで開催されたつどいでは、福山市原爆被害者友の会 池尻 博さんから被爆体験を、4名の方々から福山空襲体験を直接聞き、戦争は絶対悪だということを再確認しました。ユース非核特使として派遣された2人は、実際に国連で行ったプレゼンテーションを再現し、自分達の平和への熱い想いを会場いっぱいに伝えました。
この日、昨年度、ユース非核特使として派遣された本校OGの箱田麻実さんも会場に駆け付け、後輩のプレゼンテーションの練習や、パワーポイントの操作を担当してくれました。
プレゼンテーションの最後に、作原さんから箱田先輩の紹介もあり、平和のバトンが次の世代に受け継がれていることも実感できました。
昨年度に引き続き、このような機会を頂けたのも、被爆体験を伝えて下さる人々がいて、そして自分達の活動を支えて下さる方々がいるからこそだと、改めて感謝致します。
この日は同時進行で福島の高校生と平和交流を持つ機会もあり、再び広島へ。
いわき海星高校の皆さんと、本校生徒そして沖縄尚学の3校が袋町小学校隣接のひと・まちプラザに集い、若さあふれるパフォーマンスとへいわを希求する純真な心で会場を笑顔と感動で包み込みました。
8月9日(日)被爆70年を迎えた今年、原爆ドームのすぐそばの平和公園親水テラスでそれぞれの学校がパフォーマンスを行い、ヒロシマのこの地から全世界へ平和のメッセージを伝えました。本校生徒は手話歌とスピーチに、沖縄尚学のみなさんは三線とエイサーに、そしていわ海星のみなさんはじゃんがら念仏踊りに、全ての想いを込めて、声いっぱい、体いっぱいに表現しました。灼熱の夏空にも負けない迫力と威力と気力を感じた瞬間でした。このような場で、このような機会を頂けたのも、本校ヒューマンライツ部「お母さん」こと、加藤りつ子さん、そしてその縁を取り持って下さった毎日新聞記者の中尾さんの存在があってこそだと、深く感謝致します。
この夏、様々な活動を通じて、決して教室では学べない多くのことを学ぶことができました。こうした経験を自分達の糧とし、絶対に戦争や争いなどのない世の中を築き上げるのだと仲間同士手を取り合いました。