【ヒューマンライツ部】 JICA研修ホロコーストガイドを担当
JICA中国開発教育教員研修のフィールドワークでヒューマンライツ部がホロコーストガイドを担当しました。今年初めての、外部の方へ向けたガイドとなりました。4，5年生を中心に、どのように話せば伝わるのか、そもそも自分たちが伝えたいこととは何か。自分たちで考えて練習をしてきました。また、1年生も大塚館長が、アンネの父、オットーフランクさんと出会い、記念館を建てるまでの経緯を伝える絵本の朗読を行いました。堂々と、思いのこもった朗読となりました。
たくさんの質問も受け、改善点や反省点も発見し、生徒たちにとっても大変学びの多いガイドとなりました。新型コロナウイルスの影響で様々な制限がある中、自分たちにできる手段を考え、行動しています。「忘れてはいけない」歴史を風化させないよう、伝える手段は時代に合わせて変化しても、過去に起こった事実と、体験者の思いは確実に伝えていきます。
なお、ホロコースト記念館のあと、JICA研修生の皆様は国立(ハンセン病)療養所長島愛生園でフィールドワークを行われました。今回は、ヒューマンライツ部が直接長島愛生園をガイドすることは出来ませんでしたが、生徒からの発案により、動画に普段の長島愛生園ガイドを収めました。作った動画は研修生の皆様に、事前学習として利用していただきました。お褒めの言葉もいただき、生徒たちにとって思いを伝える新たな手法として、大きな学びとなりました。
