【環境科学研究部】ウナギ6尾ゲット!本郷川河口調査
前夜は雷を伴うどしゃ降り。芦田川の水位は上がり、流れも激しくなっています。普通、こんな日の調査は中止となりますが、今回は松永を流れる本郷川の河口、汽水域の調査です。河口は川幅が広いため少々の増水では川に入れなくなることはありません。5月19日(土)、予想通り水位は上がり、水は濁っているものの、調査ができない状況ではありません。顧問の先生から「水が濁っていて川底が見えないが、うっかりアカエイを踏むと大変なことになる。尻尾の棘の毒に対しては解毒薬もないので、気を付けるように!」という恐ろしい注意を受け、3人一組、3組に分かれて採集調査開始です。
汽水域はハゼ科の魚が多く、誰でも必ず何かが捕れるので楽しいです。特にウナギが捕れると、なぜかテンションがめちゃ上がります。今回は、これまでウナギを捕ったことのない2人が捕り、狂喜乱舞。ウナギポイントは流れがきつかったため、頑丈なタモ網を持っていない者は網を仕掛けることも難しく、苦しみました。
今回採集確認できた魚類は、ウナギ、ボラ、スズキ、チクゼンハゼ、ビリンゴ、アベハゼ、チチブ、ヌマチチブ、マハゼ、アシシロハゼ、ヒメハゼ、マサゴハゼ、ヒモハゼ、ミミズハゼの計14種類でした。