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2015年5月28日 (木)

国連活動、メイプル賞受賞を福山市教育長に報告

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 5月27日(水)、国連NPT(核拡散防止条約)再検討会議(先週閉幕)に際して、広島平和文化センター、広島市、外務省(ユース非核特使)からニューヨーク国連本部に派遣されていた6年の坂本知彦君、4年の作原愛理さんが菅龍人校長といっしょに福山市役所を訪れ、三好雅章教育長、林浩二市民局長、藤本真悟まちづくり推進部長に活動を報告しました。

  二人は、NPTが決裂して閉幕したことを「残念に思う。とりわけ、被爆者の方々が悲しんでいると思う」と語った後、体験を語りました。

  坂本君は、国連内で開催されたフォーラムで行った核廃絶に向けた英語のプレゼンテーションに触れ、こう語りました。「プレゼン中に大きくうなずいてくれる人々がいてうれしかった。終わった後、ひときわ大きな拍手をもらい、握手も求められて感動した。平和構築の思いに国境はないと確信した」

  作原さんはこの日も、20年前の阪神大震災で「世界平和のために国連の職員になる」という夢を絶たれた加藤貴光君の遺影を抱きかかえ、次のように語りました。「国連でのプレゼンは緊張したが、貴光さんの遺影を置いて本番にのぞんだ。貴光さんが落ち着きと勇気を与えてくださった。国連軍縮担当次席上級代表のガンバさんから教わったことが今もこころから離れない。『人間は無限の想像力を持っているが、平和のため、人を助けるためにつかわなければならない」

  この日は、広島県教育委員会から全国規模(全国大会で1位)で活躍した児童・生徒に送られる「メイプル賞(2014年度)」の報告会もありました。6年の川上明莉さん、4年の高橋和さん、3年の池田風雅君が、賞状と盾を持参し、自分たちの主張(どんな内容を作文に書いたか)を教育長に報告しました。

  福山市から大変立派な記念品もいただきました。関係のみなさまには大変お世話になりました。こころから感謝申し上げます。

  なお、国連での活動は今後、このホームページでまとめてご報告いたします。しばらくお待ちください。