イシガケチョウという蝶の仲間を見たり聞いたりしたことはありますか?
写真の通り、イシガケチョウは、白地に黒色の細かい筋模様が複雑に広がっている美しい翅を持ったタテハチョウの仲間です。前翅がとがっていて、後翅には尾状突起がのびていますが、この写真では片方がちぎれてしまっています。翅を水平に開いてとまる習性があるため、石垣にとまるとどこにいるのか分からなくなったりします。
近畿地方が北限の南方系の蝶なので、峠山でもこれまで数回しか目にしたことはありませんでした。ところが、ナガサキアゲハと同様に、最近では少しずつ分布を北に広げつつあるようです。
地球温暖化の影響もあるのかもしれませんね。
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